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サイディング外壁の劣化症状とは?メンテナンス周期もご紹介!

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サイディング外壁の劣化が気になっている方や、どのくらいの周期でメンテナンスをすべきか迷っている方はいらっしゃいませんか。
サイディング外壁の劣化症状を理解し、適切なメンテナンスを行く事が重要です。
この記事では、サイディング外壁の劣化症状やメンテナンス周期についてご紹介します。

□サイディング外壁の劣化症状とは?


サイディング外壁は、家の外観を美しく保ち、天候から建物を守る重要な役割を担っています。

しかし、経年とともにさまざまな劣化症状が現れ、これらを見逃すと建物の機能性に影響を及ぼす可能性があります。

1:チョーキング現象

外壁を触った際に白い粉が手に付く「チョーキング現象」は、塗料の劣化が原因です。
これは紫外線や雨水によるもので、美観のみならず、外壁の保護機能の低下を示唆しています。
水に濡れると色が変わることもあり、早期の対処が必要です。

2:目地部分のひび割れ


サイディング板同士を繋ぐ目地部分に生じるひび割れは、紫外線や経年劣化が主な原因です。
施工不良が原因の場合もあり、早期発見と修理が重要です。
通常、目地の劣化は施工から約7〜10年後に見られますが、それ以前に問題が見つかった場合は、施工の品質を疑うべきです。

3:サイディング部分のひび割れ


サイディング板自体のひび割れも一般的な劣化現象の1つです。
これは、サイディング外壁が雨水を吸収し、乾燥時に縮むことで発生します。
小さなひび割れでも放置すると大きな問題に発展するため、早めの対処が必要です。

4:カビやコケの発生


外壁にカビやコケが生えるのは、外壁塗装の劣化が進んでいる証拠です。
特に日陰の部分では、カビやコケが繁殖しやすくなります。
表面的な汚れなら高圧洗浄で除去可能ですが、根深い場合は色素沈着が起きることもあります。
このような状態になる前に、塗装の更新を検討することが重要です。

□メンテナンス周期

サイディング外壁のメンテナンス周期は、使用されているサイディングの種類によって異なります。
以下は主要なサイディング種類とその特性に基づくメンテナンスの目安です。

*窯業系サイディング


窯業系サイディングはデザイン性に富み、人気がありますが、防水性は低く、劣化しやすい傾向があります。
メンテナンス周期はおおむね8~10年とされており、この期間内に塗装や補修を行うことが望ましいです。

*金属系サイディング


金属系サイディングは耐久性とデザイン性に優れ、軽量で建物への負担が少ないのが特徴です。

ただし、錆のリスクがあり、メンテナンス周期は10~15年とされています。
特に断熱性や防音性を重視する方におすすめです。

*樹脂系サイディング


樹脂系サイディングは高い耐久性を持ち、色褪せや塩害に強いのが特徴です。
メンテナンス周期は10~20年と長く、メンテナンス頻度を減らしたい方におすすめです。

□まとめ

サイディング外壁の劣化症状には、チョーキング現象、目地部分のひび割れ、サイディング部分のひび割れ、カビやコケの発生など多岐にわたります。
これらの劣化症状を正確に把握し、適切なメンテナンスを行うことで、外壁の寿命を延ばし、住環境の安全と快適性を保てます。
また、サイディングの種類に応じたメンテナンス周期に注意し、定期的な点検や修理を行うことが重要です。