外壁塗装の値上げはいつまで続く?2026年9月最新|メーカー別の改定率一覧と今やるべき対策
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最終更新:2026年9月1日/執筆:すずしょうペイント 代表 林(船橋市・塗装歴20年以上)
「見積もりを取ったら、去年より20万円以上高かった」——2026年3月から始まった塗料の大幅値上げは、夏を越えて船橋市の外壁塗装の"新しい相場"として定着しました。値上げ局面はほぼ一巡し、いま論点は「いつ上がるか」ではなく「この価格で、どう損せず工事するか」に移っています。
この記事では、2026年2月のナフサショックから9月現在までに何が・いつ・何%上がったのかをメーカー別に事実ベースで整理し、船橋市の30坪住宅で実際いくら変わったかを示します。そのうえで「待てば下がるのか」という最大の疑問に、職人として正直にお答えします。
⚠️ 2026年9月時点の結論
主要メーカーの値上げは3〜5月にすべて実施済みで、現在は値上げ後の価格が標準です。ホルムズ海峡は4月中旬に開放されましたが、値上げ通知を撤回したメーカーは1社もありません。品薄は回復傾向にあるものの、納期は従来の1〜2日から1〜2週間に長期化したままです。「もう少し待てば下がる」という判断は、現時点では合理的とは言えません。
📋 この記事の目次
1. 結論|値上げは一巡。「待てば下がる」は成立しない
✔ 2026年9月時点でお伝えできること
船橋市の30坪住宅・シリコン塗料プランで、2025年秋比おおむね+10〜20万円が現在の水準です。値上げ幅の大きかった局面は過ぎ、価格は落ち着きつつあります。ただし値下がりに転じる材料は今のところありません。劣化が進んでいるお住まいを「安くなるまで待つ」判断は、下地の傷みが増えて結果的に費用が上がる可能性のほうが高いとお考えください。
値下がりを期待できない3つの理由
- 過去25年、建築用塗料が実際に値下がりした事例がない——原材料が落ち着いても、価格が戻った前例がありません
- 流通在庫の入れ替えに6か月以上かかる——仮に今後ナフサが下がっても、店頭価格への反映はさらに先です
- 値上げ通知が1件も撤回されていない——4月にホルムズ海峡が開放された後も、各社は改定を維持しています
船橋市で外壁塗装をご検討中の方は、まず船橋市の外壁塗装専門店 すずしょうペイントで現在の適正価格と、ご自宅の劣化状況をご確認ください。値上げ後の相場を踏まえた実額でお見積りします。
2. 2026年の値上げ全タイムライン|2月〜9月
何がどの順で起きたのかを時系列で整理します。ご自身の見積もり時期がどこに当たるかの目安にしてください。
- 2月下旬|中東情勢の緊迫でホルムズ海峡が事実上の封鎖状態に。日本のナフサ調達が滞る
- 3月19日〜|日本ペイントが塗料用シンナーを75%値上げ
- 3月下旬|エスケー化研もシンナーを80%値上げ。塗料店・ネット通販ともシンナーが品切れに
- 4月2日〜|関西ペイントが出荷数量制限を開始(前年4月度の実績を上限)
- 4月13日〜|関西ペイントがシンナー類を50%以上値上げ
- 4月17日|ホルムズ海峡の開放が報じられる。ただし値上げ通知の撤回はゼロ
- 4月21日〜|エスケー化研の溶剤製品が20〜30%値上げ
- 5月11日〜|エスケー化研の水性製品15〜25%・粉体製品10〜15%値上げ
- 5月25日受注分〜|アステックペイントがシンナー70%、油性15〜25%、水性15〜20%値上げ
- 7〜8月|断熱材・壁紙など建材全般で「第2波」の価格転嫁。住宅建築コスト全体を押し上げ
- 8月〜現在|品薄は回復傾向。ただし納期は従来の1〜2日から1〜2週間に長期化したまま
ポイントは4月17日です。海峡が開いたにもかかわらず値上げが維持された事実は、今回の改定が一時的な緊急措置ではなく恒久的な価格改定だったことを示しています。
3. メーカー別の値上げ一覧|いつ・何%・対象製品
お手元の見積書に以下の塗料名が入っている場合、この改定の影響を直接受けています。見積書の塗料名と、この一覧を照らし合わせてみてください。
日本ペイント
- 塗料用シンナー:3月19日発注分より75%値上げ
- 下塗り材:4月中旬に一時受注停止(その後再開)
- 主な対象:ファインパーフェクトトップ、パーフェクトトップ、ダイヤモンドコートなど
関西ペイント
- シンナー類:4月13日以降出荷分より50%以上値上げ
- 出荷数量制限:4月2日以降の受注分は前年4月度実績が上限
- 主な対象:アレスダイナミックTOP、アレスダイナミックMUKIなど
エスケー化研
- 溶剤製品:4月21日出荷分より20〜30%値上げ
- 水性製品:5月11日出荷分より15〜25%値上げ
- 粉体製品:5月11日出荷分より10〜15%値上げ
- 主な対象:プレミアムシリコン、スーパーセラタイトF、クリーンマイルドシリコンなど
- 船橋市で採用例の多いメーカーのため、影響を受ける方が最も多い区分です
アステックペイント
- シンナー:5月25日受注分より70%値上げ
- 油性塗料15〜25%/水性塗料15〜20%値上げ
- 主な対象:シリコンREVO1000-IR、超低汚染リファインシリーズなど
塗料以外の関連資材
- シーリング材:30%以上値上げ
- ルーフィング(屋根下葺材):40〜50%値上げ
- 屋根材(アスファルトシングル等):30%前後値上げ
つまり塗装単体より、屋根工事や防水工事を含む場合のほうが影響が大きいという構図です。使用塗料の選び方については「船橋市の外壁塗装の塗料種類」もあわせてご覧ください。
4. なぜここまで上がったのか|ナフサショックの構造
塗料の主原料はすべてナフサ由来
外壁塗料の中心となる合成樹脂(アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素)は、ほぼすべてナフサから作られます。塗料を薄めるシンナーの原料であるトルエン・キシレンもナフサ由来です。つまりナフサは塗料にとって血液のようなもので、供給が止まれば業界全体が機能不全に陥ります。
日本は中東依存度が高く、備蓄制度もない
日本のナフサは中東からの調達比率が高く、ホルムズ海峡の輸送が滞った影響を正面から受けました。さらに原油と違いナフサには国家備蓄制度がなく、民間在庫も20日分程度しかありません。この構造上の脆さが、価格急騰を短期間で引き起こしました。
↓ 原油
ホルムズ海峡(2〜4月に滞留)
↓ 輸送
日本の石油精製所
↓ ナフサ精製
化学メーカー
↓ 合成樹脂・シンナー
塗料メーカー
↓ 塗料
塗装業者
↓ 工事
船橋市の施主様
供給は戻りつつあるが、価格は戻らない
2026年8月時点で品薄そのものは回復傾向にあります。ただし納期は従来の1〜2日から1〜2週間へ長期化したままで、以前の即納体制には戻っていません。そして価格については、前述のとおり値上げを撤回したメーカーはありません。供給の回復と価格の回復は別問題だとお考えください。
5. 船橋市の外壁塗装費用は実際いくら上がったか|30坪の実額
船橋市で最も多い30坪・サイディング外壁の戸建てで、値上げ前と現在(2026年9月)の実額を比較します。
シリコン塗料プラン(スタンダード)
- 2025年秋:80〜100万円
- 2026年9月現在:92〜118万円(+12〜18万円)
フッ素塗料プラン
- 2025年秋:105〜130万円
- 2026年9月現在:120〜150万円(+15〜20万円)
無機塗料プラン(エクスカリバーZなど)
- 2025年秋:120〜145万円
- 2026年9月現在:135〜165万円(+15〜20万円)
屋根工事を含む場合はさらに上振れ
ルーフィング40〜50%、屋根材30%前後の値上げを受け、カバー工法や葺き替えを含むプランは塗装単体より上げ幅が大きくなっています。外壁・屋根の同時施工をご検討中の方は「船橋市で外壁・屋根を同時塗装する費用」をご確認ください。
助成金で負担を減らせる場合があります
条件に合えば助成金や火災保険で費用負担を軽くできるケースがあります。詳しくは「【2026年版】船橋市の外壁塗装の助成金はある?」をご覧ください。
6. 今やるべき人/待っていい人の判断基準
値上げが一巡した今、判断軸は「価格のタイミング」から「お住まいの劣化状況」に戻っています。
🚀 早めに動いたほうがいい方
- 築10年以上で、劣化サインが出ている(チョーキング・ひび割れ・コケ・シーリング切れ)
- すでに雨漏りや外壁の浮きなど、症状が出ている
- 他社見積もりを取っていて、契約直前まで来ている
- 屋根工事も同時に検討している(資材の納期が読みにくいため早めの発注が有利)
劣化が進むほど下地補修の量が増えて費用が上がります。塗料の値上げ幅より、下地の傷みによる増額のほうが大きくなるケースは珍しくありません。
⏸️ 慌てなくていい方
- 築5年以下で、劣化サインがまだ見えていない
- 数年内に建て替え・売却を予定している
- 業者選びをこれから始める方(焦って選ぶと値上げ分以上に損をします)
⚠️ 迷っている方へ
「やるべきか分からない」場合、その多くは情報が足りていないだけです。まず無料の現地調査で、ご自宅の劣化状況と実際の見積額を把握してください。当店の現地調査は代表の林が1時間以上かけて実施し、「今はまだ必要ない」場合はそのとおりお伝えします。
7. 値上げ局面で契約する時の7つの注意点
① 見積書に塗料名・メーカー・型番が明記されているか
「シリコン塗料」だけでは不十分です。「日本ペイント ファインパーフェクトトップ」のように型番まで明記されていないと、工事中に値上げを口実として安い塗料に差し替えられるリスクがあります。
② 契約後の追加請求がないと明記されているか
契約書に「材料値上げによる追加請求はしない」と書かれているか確認してください。工事中に「メーカー値上げで◯万円追加です」と後出しする業者が実際にいます。
③ 塗料の在庫確保方法を説明できるか
納期が1〜2週間に伸びている今、ここが重要です。良い業者は「お客様の工事分は発注予約済みです」と即答できます。「届いたら塗ります」では、納期リスクを施主が背負うことになります。
④ 着工予定日が明確か
契約だけ先に取って着工が大きく先送りされると、業者側の採算が悪化して施工品質に影響します。契約から3か月以内の着工が現実的な目安です。
⑤ 保証内容が書面で発行されるか
「最長◯年保証」と口頭で言われても、書面がなければ意味がありません。当店は最長15年保証を書面で発行しています。詳しくは「船橋市の外壁塗装 保証・アフターサービスの比較ポイント」をご覧ください。
⑥ 現地調査に1時間以上かけているか
短時間の調査では劣化箇所を見落とし、工事中の追加請求につながります。足場に上がらずに屋根を見積もる業者には特に注意してください。
⑦ クーリングオフ条項が明記されているか
訪問販売の場合、書面受領から8日以内のクーリングオフが法律で認められています。詳しくは「船橋市の外壁塗装の契約をキャンセルしたい」をご覧ください。
8. 「値上げを口実にした営業」に騙されないために
値上げ報道が広がると必ず出てくるのが、「値上げ前の今なら◯万円お得」という煽り営業です。値上げが一巡した現在も、この文句を使い続けている業者がいます。
注意すべきセールストーク
- 「明日から値上げなので今日中に決めてください」(主要メーカーの改定は5月で完了しています)
- 「うちは大量在庫があるので値上げ前価格で可能」
- 「近所の現場で塗料が余ったので特別価格で」
- 「足場代だけご負担いただければ、塗料は保険でカバーできます」
- 「半額キャンペーン実施中です」
共通する特徴
- その場での即決を迫り、比較検討の時間を与えない
- 現地調査が15〜30分で終わる
- 契約書の控えを渡したがらない
- 連絡先がフリーダイヤルのみで、実店舗の所在が不明
簡単な見分け方があります。「今回の値上げって、どのメーカーがいつ何%上げたんですか」と聞いてみてください。値上げを煽る営業ほど、実情を説明できません。答えられなければ、業界知識のない営業担当の可能性が高いです。
詳しい対処法は「船橋市の外壁塗装で訪問販売が来たら」「船橋市の外壁塗装で追加料金を請求されたら」をご覧ください。
9. すずしょうペイントの対応方針
代表・林からのご説明
今回の値上げは、20年以上この仕事をしてきて経験したことのない規模でした。施主様にご負担をお願いする形になり、申し訳なく思っています。そのうえでお約束できることがあります。当店は契約時に仕入れ予約した塗料で最後まで施工し、工事途中の追加請求は一切しません。値上げを煽って契約を急がせることもしません。劣化状況とご予算を見て「今やるべきか、待っていいか」を正直にお伝えします。
当店の具体的な取り組み
- 契約時に塗料メーカーへ事前発注予約(納期遅延に備えた在庫枠の確保)
- 契約金額は据え置き。材料値上げを理由とした追加請求はしません
- 見積書に塗料名・型番・メーカーをすべて明記
- 現地調査は代表の林が自ら1時間以上かけて実施
- 「今はまだ必要ない」場合は、そのとおりお伝えします
- 最長15年保証を書面で発行(保証範囲も事前にご説明)
ご予算と耐久性のバランスで選べる料金プランをご用意しています。詳しくは「屋根・外壁リフォームメニュー」、無機塗料と光触媒の比較は「船橋市の無機塗料と光触媒コーティングの違い」をご覧ください。
値上げ後の「今の適正価格」をお伝えします
代表の林が現地調査からお見積り、塗料の在庫確保までご対応します。契約後の追加請求はありません。
📞 代表・林へ直通 047-401-7758(受付 8:00〜20:00/定休 日曜日)
10. よくあるご質問
Q 値上げはもう終わりましたか?
A 主要メーカーの改定は2026年3〜5月にすべて実施済みで、大きな山は越えました。ただし建材全般では7〜8月にも第2波の価格転嫁が起きており、屋根材やシーリング材は引き続き注意が必要です。塗装工事の価格については、現在の水準が当面の標準とお考えください。
Q ホルムズ海峡が開いたのに、なぜ値段が戻らないのですか?
A 4月17日の開放後も、値上げ通知を撤回したメーカーは1社もありません。理由は主に2つで、流通在庫の入れ替えに6か月以上かかること、そして過去25年間、建築用塗料が値下がりした前例がないことです。原料価格と製品価格は連動して下がるものではない、というのが業界の実感です。
Q 塗料は今すぐ手に入りますか?
A 品薄そのものは回復傾向ですが、納期は従来の1〜2日から1〜2週間程度に伸びたままです。工事日程を確定するには早めの発注が必要になります。契約時に塗料を発注予約する業者かどうかを確認してください。
Q 水性と油性、どちらが値上げの影響が大きいですか?
A 改定率の目安は水性15〜25%、溶剤(油性)20〜30%、粉体10〜15%で、溶剤系のほうが大きく上がりました。ただし水性塗料も合成樹脂がナフサ由来のため、影響がゼロではありません。値上げ幅だけで塗料を選ぶと、耐久性が下がって長期的に損をする場合があります。
Q 値上げで、安い業者と高い業者の差は縮まりますか?
A むしろ広がると見ています。原料高を吸収できる仕入れ力のある会社と、そうでない会社の差が表面化するためです。極端に安い見積もりは、塗料グレードの引き下げや塗布量の削減で辻褄を合わせている可能性があります。今は例年以上に業者選びが結果を左右する時期です。
Q 値上げを理由にDIYを検討しています。
A おすすめできません。足場の設置は安全上も法令上も専門的な対応が必要で、素人作業には大きなリスクがあります。また下地処理を誤ると1〜2年で塗膜が剥がれ、結果的にプロに依頼する以上の費用がかかります。DIYは塀や物置など、地上で作業できる範囲に留めるのが安全です。
Q 契約は今、工事は来春でも大丈夫ですか?
A 契約時に塗料の在庫を確保できれば可能です。当店では契約時にメーカーへ発注予約するため、契約金額を固定できます。ただし着工が大きく先になると業者側の負担が増すため、契約から3〜6か月以内の着工が現実的な範囲です。
11. 出典・参考情報
各メーカーの価格改定通知(日本ペイント/関西ペイント/エスケー化研/アステックペイント 2026年3〜5月公表分)、およびナフサ価格・建材供給状況に関する報道をもとに、船橋市での実際の仕入れ状況と照らし合わせて記載しています。数値は2026年9月1日時点のものです。今後の情勢により変動する可能性があるため、お見積り時に最新の状況をご説明します。
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