無機エクスカリバーZとは? 費用・耐久年数・本当に30年持つのかを 認定施工店が本音で解説【2026年】
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この記事を読むとわかること
- 無機エクスカリバーZが他の塗料と何が違うのか
- 「本当に20〜30年持つ」は本当なのか・職人の正直な回答
- 費用の目安と「高い投資をする価値があるか」の判断基準
- どんな家・どんな人に向いているか・向いていないか
「外壁塗装を考えているけど、どうせやるなら長持ちする塗料にしたい」
「無機エクスカリバーという塗料を勧められたけど、本当に30年持つの?」
「他の無機塗料と何が違うのかよくわからない」
この記事では、クリスタルペイントジャパンの認定施工店(全国86社)として実際に無機エクスカリバーZを使い続けてきたすずしょうペイント代表の林が、メーカーのカタログには書いていない現場の実態も含めて全部正直にお伝えします。
📋 目次
無機エクスカリバーZとは?まず3行で理解する
①「無機成分量が国内最高クラス(60%超)」の外壁塗料
②宮古島での10年実証試験で耐候性が証明された塗料
③メーカー・発売元・施工店の3社が連名で保証する塗料
外壁塗装の塗料は、大きく分けると「有機塗料」と「無機塗料」があります。
炭素を含む有機物が主成分。柔軟で扱いやすいが、紫外線で分解されやすく経年劣化する。
ガラスや石と同じ無機物が主成分。紫外線に強く劣化しにくい。エクスカリバーZはその中でも無機成分量が最高クラス。
「無機物は紫外線で劣化しない」という特性を最大限に活かした塗料が無機エクスカリバーZです。ガラスや石が何百年経っても素材として存在し続けるように、塗料に含まれる無機成分が紫外線による劣化を大幅に抑えます。
塗料の種類についてより詳しく知りたい方は船橋市の外壁塗装の塗料種類ページも参考にしてください。
12の特徴を「素人向け」と「専門家向け」で解説
※メーカー公式ページに記載されている仕様に基づいています
🙋 素人向け:「どれだけ無機物が入っているか」の量が国内の外壁塗料で最高クラス。含有量が多いほど長持ちする。
🔬 専門家向け:オルガノポリシロキサン(特殊チタン・無機顔料含む)を最大限化した有機無機ハイブリッド塗料。Si-O-Si結合を主骨格とすることで、有機樹脂塗料と比べ紫外線による高分子鎖の切断(光劣化)を大幅に抑制。
🙋 素人向け:日本で最も紫外線が強い宮古島で10年間外に置いて試験した。実際の環境で証明された耐久性なので、メーカーの言葉だけでなく第三者機関のデータがある。
🔬 専門家向け:第三者機関による宮古島屋外暴露試験10年で長期耐候性を維持。加えてJIS規格準拠のキセノンウェザーメーター試験10,000時間超で光沢保持率80%を記録。この数値は一般的な無機塗料(6,000〜8,000時間が多い)と比較して突出している。
🙋 素人向け:外壁を手で触ると白い粉がつく「チョーキング」は塗料が劣化しているサイン。エクスカリバーZはこれが起きにくい塗料なので、次の塗り替えまで外壁がきれいな状態を保てる。
🔬 専門家向け:特殊チタン(光触媒型ラジカル捕捉剤)と高性能ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)の複合効果により、酸化チタン起因のラジカル生成を抑制。チョーキングの主因となる樹脂の表面酸化を長期間抑える。
🙋 素人向け:塗膜が水になじみやすい性質(親水性)を持つため、外壁についた汚れが雨で自然に流れ落ちる。手入れしなくてもきれいな状態が続きやすい。
🔬 専門家向け:Si-O結合による高い親水性により、接触角が低い塗膜表面を形成。大気中の排気ガス・チリ・埃が付着しても降雨時の水膜が汚染物質を浮かせて流下させるセルフクリーニング機能を発揮。防藻・防カビ試験でも他の無機塗料より藻・カビの発生抑制を確認。
🙋 素人向け:無機塗料は「硬くて割れやすい」という弱点があるが、エクスカリバーZはその弱点を克服している。曲げてもひびが入らない柔軟さを持ちながら、耐久性も最高クラスという両立を実現している。
🔬 専門家向け:シリコーンオリゴマー配合特殊技術により、直径1.8mmの曲げ試験でもひび割れが起きない(他社の無機・フッ素塗料は直径10mmで割れる)。有機無機ハイブリッド構造がポリシロキサン骨格の剛性とシリコーン側鎖の柔軟性を両立させることで、一般的な無機塗料の欠点であった脆性破壊を解消。
🙋 素人向け:塗料の中では珍しく、高温でも燃えにくい性質を持つ。一般財団法人建材試験センターの耐火試験にも合格している。
🔬 専門家向け:無機成分「オルガノポリシロキサン」の最大限化により、有機系塗料と比較して塗膜の発熱量・発炎性が低い。一財建材試験センターの不燃材料試験合格。シリコン・フッ素塗料や他社無機塗料と比較して難燃性が優れる。
🙋 素人向け:普通の塗料は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが必要。エクスカリバーZは特殊バインダーとの組み合わせで2回塗りに対応でき、工期が短くなる場合がある。
🔬 専門家向け:専用シーラーバインダーが下地密着性と耐候性を同時に付与するため、中塗りを省略した2コートオールインワンプロセスに対応。ただし基材の種類・劣化状況・補修量によって3コートを選択する場合もあり、現場判断が必要。
🙋 素人向け:普通の保証は「施工店1社の保証」だけ。エクスカリバーZは「塗料メーカー・発売元・施工店」の3社が連名で保証書を発行するため、万が一の場合に3社が連携して対応する。
🔬 専門家向け:製品連名保証(樹脂製造元KFケミカル+発売元クリスタルペイントジャパン)+施工店工事保証(すずしょうペイント)の3者連名保証体制。塗膜不具合発生時に製造物責任の所在が明確で、施工起因・材料起因を問わず対応窓口が一本化されている。※躯体・基材・下地状況により保証条件が異なる場合あり。
素人向け:海沿いの塩害が心配な地域でも高い耐久性を発揮。 専門家向け:無機成分の最大化により塩分イオンの塗膜浸透を抑制。沿岸部・積雪地域でも長期耐候性を確認。
素人向け:サイディングの柄を残したクリヤー塗装や、グラデーション塗装も可能。 専門家向け:MZクリヤーは既存柄の意匠性を維持しつつ耐候性を付与。バインダーSiⅡはマルチ色替えグラデーション塗装に対応。
素人向け:雨水は通さず、建物内部の水蒸気は外に放出できる「呼吸する塗膜」。塗膜の膨れや剥がれを防ぐ。 専門家向け:水性2液型(AZ-W)はSi-O骨格の微細孔構造により透湿性を維持。透湿係数は一般フッ素塗料と同等以上。
素人向け:熱反射型の遮熱仕様(CMZ-R)も選択可能。夏の暑さが気になる方にも対応できる。 専門家向け:近赤外線反射型特殊顔料を配合したCMZ-W・CMZ-Rは、標準タイプ比でASJ表面温度試験において一定の熱反射効果を発揮。
「本当に30年持つの?」職人の正直な回答
結論から言います
「正しく施工されれば、20〜30年の耐用を期待できる塗料です。
ただし、『塗料が勝手に30年持つ』わけではありません。」
メーカーの「最大耐用年数30年」という数値は、宮古島の10年実証試験とキセノンウェザーメーター試験10,000時間超・光沢保持率80%という第三者機関のデータに基づいた数値です。これは信頼できる根拠があります。
しかし実際の現場では、以下の要素で耐用年数が大きく変わります。
①下地処理の丁寧さ(最重要)
どんなに良い塗料を使っても、下地処理が不十分だと数年で剥がれます。高圧洗浄・ひび割れ補修・コーキング打ち替えを丁寧にやることが、塗料の性能を活かす大前提です。
②希釈率・塗布量の遵守
メーカーが指定する希釈率・塗布量を守らないと、塗膜の厚みが足りず性能が発揮されません。すずしょうペイントでは施工事例にすべての工程の希釈率・塗布量を記録・公開しています。
③建物の立地・環境条件
日当たりの強い南面・海風の当たる塩害地域・幹線道路沿いの排気ガスが多い環境では、同じ塗料でも劣化が早まります。30年は「標準的な環境」での期待値です。
施工歴19年の私の見解:「正しく施工すれば20年以上は十分に期待できる塗料」です。一般的なシリコン塗料(10〜13年)と比較して、確実に塗り替えサイクルを延ばせます。30年という数値は上限の期待値として参考にしてください。
費用の目安と他の塗料との比較
30年間のトータルコスト比較
※上記は概算。建物の状況・補修量・近隣の業者費用により変動します。詳しくは船橋市の外壁塗装費用相場ページを参照。
🎯 すずしょうペイントの無機エクスカリバーZ施工プラン
📸 実際の無機エクスカリバーZ施工事例(費用・工程写真公開)
すずしょうペイントの施工事例では、使用した塗料・希釈率・塗布量・総額をすべて公開しています。
こんな家・こんな人に向いている/向いていない
✅ こんな方・こんな家に向いている
- 「どうせ塗るなら一番長持ちする塗料にしたい」
- 塗り替えの手間・コストを生涯でできるだけ減らしたい
- 海沿い・塩害が心配なエリアに住んでいる
- サイディングの柄をそのまま残してきれいにしたい(クリヤー塗装)
- グラデーションなどデザイン性の高い塗装をしたい
- チョーキングや汚れが特に気になる
- 今の家に20年以上住み続ける予定がある
❌ こんな方・こんな家には向いていない
- とにかく今回の費用を最小限に抑えたい
- 5〜10年以内に売却・建替えを検討している
- 外壁の劣化が激しく、大規模な補修が必要な状態(まず補修を優先)
他の無機塗料との違い(専門的な比較)
「無機塗料ならどれも同じでは?」という疑問を持つ方が多いです。実際には無機塗料にも品質の差があります。選ぶ際は「無機成分量・第三者実証データ・保証体制」の3点を確認することをおすすめします。
よくある質問5選
Q. 「無機エクスカリバーZ」と「無機エクスカリバー」は別物?
Q. 工事中のにおいはどのくらいありますか?
Q. クリヤー(透明)塗装はどんな家に向いていますか?
Q. サイディング以外の外壁にも使えますか?
Q. 保証が切れた後(20〜30年後)はどうすればいいですか?
まとめ:認定施工店として伝えたいこと
クリスタルペイントジャパン認定施工店・すずしょうペイントとして
私がエクスカリバーZを選び続けている理由はシンプルです。「お客様に長く後悔させたくない」からです。
正直に言えば、シリコン塗料で施工した方が工事単価は低く済みます。でも10〜13年後にまたお客様に費用を払っていただく必要があります。エクスカリバーZで施工すれば、少なくとも20年以上はお客様に安心して暮らしていただける。私はこちらを選んでいます。
ただし、「どの塗料が最適か」はお客様の状況によって違います。費用を最小限にしたい方、売却予定がある方には別の選択肢をご提案することもあります。まずは現地調査で正直にお伝えします。
無機エクスカリバーZについて相談したい方へ
現地調査・お見積もりは無料です。「うちの外壁にエクスカリバーZは向いているか」も含めて正直にお答えします。しつこい営業は一切いたしません。
この記事の監修者
林 涼太(はやし りょうた)
株式会社涼匠ペイント 代表取締役 / 塗装歴19年 /
クリスタルペイントジャパン 認定施工店(全国86社のうちの1社)
船橋市を拠点に、外壁塗装・屋根塗装・屋根工事を「トコトンていねい」に行う職人直営の塗装専門店を運営。現地調査からご提案・施工・アフターフォローまで代表自ら一貫対応。施工実績1,000棟以上、関西ペイント リフォームサミット認定店。無機エクスカリバーZについては、クリスタルペイントジャパン認定施工店として実際の施工現場での知見をもとに本記事を執筆・監修。




