CASE STUDY
船橋市高根台|ミサワホームPALC外壁を透湿性・艶消し塗料で塗装+雨樋交換・バルコニー防水
📍 船橋市高根台 🏠 35坪・築20年 💴 168万円(税込) 🧱 ミサワホームPALC 🎨 透湿・艶消し仕上げ 🔧 雨樋交換 🔨 工期18日 📅 2025年施工
建物の大きさ・劣化状況・使用塗料により費用は変動します
この事例の要点 築20年・35坪のミサワホーム PALC(パルク)外壁 を、透湿性のある下塗り+艶消し塗料「デコラフレッシュ」の3回塗りで塗装。費用168万円(税込・足場込み) 、工期18日 複数社の中で外壁材がPALCだと見抜いたのは当社だけ 。透湿性を確保しないと膨れ・剥がれの原因になるため、塗料も下塗りも透湿タイプを選定 高圧洗浄後に4日間乾燥 させてからコーキング・塗装へ。工程を急がないことがPALC塗装の品質を決める 破損していた雨樋を全交換 、バルコニーはウレタン防水で更新 。足場を組んだタイミングでまとめて施工 自社保証5年
目次
ご相談のきっかけと劣化状況 複数社の中から選ばれた理由 外壁材「PALC」を見極めた理由と塗料の選び方 施工ポイント|洗浄後に4日間乾燥させた理由 雨樋交換とバルコニー防水を同時に行った理由 施工工程(全18日間) 工事中の毎日報告と工事後の保証 ハウスメーカー住宅の見積りを比較するときのチェックリスト 使用塗料と詳細スペック 次回メンテナンスの目安 よくあるご質問
ご相談のきっかけと劣化状況
外壁のひび割れと雨樋の破損 が気になり、ご相談をいただきました。築20年のミサワホームの住宅で、現地調査で確認した状態は次の4点です(写真はこのページ下部「施工前の様子」に掲載しています)。
🪨 外壁のひび割れ 雨水の侵入と内部劣化のリスクがある状態。PALCは水を吸いやすい外壁材のため、放置は禁物です。
🌿 コケの発生 外壁が水分を保持しやすくなっているサイン。塗膜の防水性能が落ちてきていました。
🔧 雨樋の破損 放置すると外壁や基礎への水漏れリスクが高まります。雨音の原因にもなっていました。
💧 バルコニー床の劣化 既存は塩ビシート防水。経年で防水層の更新時期を迎えていました。
複数社の中から選ばれた理由
複数社に相談された中で、唯一「PALCという外壁材」であることを見抜き、それに合った塗料を選定した のが当社でした。外壁材の特性を理解したうえでの提案が決め手となり、ご依頼いただきました。
「イメージ以上の仕上がりにしてくれてありがとうございました。雨樋を交換したので雨音もなくなりよかったです。」
施工ポイント①|外壁材「PALC」を見極めた理由と塗料の選び方
今回の外壁は「PALC(パルク)」 と呼ばれるミサワホームの外壁材でした。見た目は一般的なサイディングに似ていますが、性質はまったく違います。ここを見誤ると、塗装後数年で膨れや剥がれが起きます。
「PALC(パルク)」とは ミサワホームの住宅に使われている外壁パネルで、珪石・セメント・生石灰などを主原料とし、内部に細かな気泡を含んだ軽量気泡コンクリート系の外壁材です。一般的なALCとほぼ同じ性質で、軽くて断熱性・耐火性に優れる一方、素材が水を吸いやすく、内部の湿気を外に逃がす「透湿性」を保つことが前提 の外壁材です。
PALC外壁に誤った塗料を使うと 透湿性のない塗料で密封してしまうと、内部の湿気が逃げ場を失い、塗膜の裏側にたまって膨れや剥がれ が発生します。
また、艶あり塗料は塗膜が緻密で密封性が高く 、透湿性が下がる傾向があるため、PALC外壁には不向きです。「艶ありのほうが長持ちする」という一般論は、この外壁材には当てはまりません。
当社の対応:下塗りから上塗りまで透湿タイプで統一 現地調査でPALC外壁であることを判断し、下塗りに透湿性のある「アンダーサーフDS」 、中塗り・上塗りに透湿性・艶消しの「デコラフレッシュ」(アンバーブラウン) を選定しました。上塗りだけ透湿でも、下塗りが湿気を止めてしまえば意味がありません。3層すべてで湿気の通り道を確保しています。
事前にカラーシミュレーションと外壁へのテスト施工 を行い、艶消しの仕上がりをお客様に確認いただいてから本施工に入りました。
外壁材ごとの塗料選びの考え方(当社の基本方針) 外壁材 塗料選びのポイント PALC・ALC 下塗り・上塗りとも透湿タイプ 。艶消し〜3分艶を推奨。洗浄後の乾燥期間を十分に取る 窯業系サイディング シーラーで下地を固め、コーキング打ち替えを最優先。塗料のグレードは予算と築年数で選ぶ 直張りサイディング(通気層なし) 内部に湿気がこもりやすいため透湿性のある塗料 を選ぶ モルタル ひび割れ補修のうえ、微弾性フィラーで下地を整えてから塗装
施工ポイント②|洗浄後に4日間乾燥させた理由
PALCは内部に水を吸いやすい外壁材です。高圧洗浄で含んだ水分が残ったまま塗装すると、後から湿気になって塗膜を押し上げ、膨れの原因になります。
工程を急がないことが、PALC塗装の品質を決めます 今回は高圧洗浄のあと4日間乾燥させてから コーキング工事と塗装に入りました。工期は長くなりますが、ここを省くと透湿塗料を選んだ意味がなくなります。
極端に短い工期を提示された場合は、「洗浄から塗装までに何日空けるか」を確認してみてください。PALCやALCでは、この乾燥期間が仕上がりの寿命を左右します。
外壁塗装のために足場を組むタイミングは、高所の工事をまとめて行える唯一の機会 です。今回は雨樋の交換とバルコニーの防水を同時に施工しました。
雨樋は塗装ではなく全交換 破損していた雨樋は塗っても直らないため、軒樋・縦樋・止め金具をすべて新品(ブラック)に交換しました。単独で工事すると足場代がかかりますが、外壁塗装と同時なら足場を共用できます。交換後、雨音がなくなったとお客様に喜んでいただきました。
バルコニーはウレタン防水密着工法で更新 既存が塩ビシート防水だったため、塩ビシート用の専用プライマー を塗布してからウレタン防水材「DSカラーゼロ」を2層流し、トップコートで保護しました。既存の防水の種類に合わせて下塗りを変えるのが、防水工事で剥がれを防ぐ基本です。
うちの外壁材は何?塗料は合ってる? LINEで外壁の写真を送ってください 。無料で判断します。
施工工程(全工期18日間)
1 カラーシミュレーション・テスト施工 外壁の一部に試し塗りし、艶消しの仕上がりとアンバーブラウンの色味を事前に確認。
2 足場仮設・高圧洗浄・乾燥4日間 汚れ・コケを徹底除去。PALCは水を吸うため、洗浄後4日間しっかり乾燥させてから次工程へ。
3 コーキング工事(SRシールH100) 劣化したコーキングを撤去し、プライマー塗布のうえ、たっぷりと充填して均します。
4 外壁 下塗り(アンダーサーフDS)最重要工程 透湿性のある下塗り材で密着性を確保。透けやムラなく端から端まで均一に塗ることが塗膜性能の前提です。
5 外壁 中塗り・上塗り(デコラフレッシュ) 透湿性・艶消しの上塗り材で2回塗り。中塗りが乾いてから塗布量を確認しながら上塗り。
6 軒天 2回塗り(ケンエースGⅡ) 湿気がこもりやすい軒天を防カビ性のある塗料で2回塗り。
7 付帯部 ケレン・下塗り・2回塗り(セミフロンマイルドⅡ) 破風板は雨樋交換のビス穴をパテ埋めしてからケレン。シャッターBOXは塩ビ鋼板のため専用プライマーを使用。フッ素塗料のブラックで仕上げ。
8 バルコニー ウレタン防水(DSカラーゼロ) 塩ビシート用プライマー → ウレタン防水2層 → トップコート(エクセルトップ)。
9 雨樋交換工事(ジェイスケアPJ70) 既存の軒樋・縦樋を撤去し、止め金具を設置のうえ新しい雨樋を取り付け。
10 最終確認・足場解体 代表が最終チェックを行い、お客様立ち会いのもと確認して完工。
各工程の写真27枚は、このページ下部「施工中の様子」でご覧いただけます。
工事中の毎日報告と工事後の保証
💬 工事中は毎日LINEで進捗をお届け 在宅でも不在でも、当日の作業内容・写真・翌日の予定 をLINEでお知らせ。作業時間は8:00〜17:00、日曜定休で進めます。
✅ 当日の施工内容と写真 ✅ 翌日の作業予定(洗濯物・窓開閉への影響) ✅ 下塗りやコーキングなど、完成後は見えなくなる工程も写真で報告 ✅ 気になることはチャットですぐ相談OK
🏅 工事後の保証・アフター体制 ✅ 自社保証書を完工時に発行 ✅ 完工後もLINEで気軽に相談OK ✅ 定期点検のご案内(ご希望の方)
ハウスメーカー住宅の見積りを比較するときのチェックリスト
ミサワホームやセキスイハイムなど、ハウスメーカー独自の外壁材 が使われている住宅は、見積りの金額より先に「外壁材を理解しているか」を確認してください。次の6点で判断できます。
見積書や調査報告に外壁材の名前 (PALC、ALC、窯業系サイディングなど)が書かれているか 下塗り材の商品名 が書かれ、外壁材に合った理由が説明されているかPALC・ALCの場合、下塗り・上塗りとも透湿性 があるか。艶の指定 (艶消し・3分艶など)が明記されているか 洗浄から塗装までの乾燥期間 が工程に入っているか雨樋・防水など足場を使う工事 が同時に提案されているか、それとも塗装だけで終わっているか 保証 の年数と対象範囲。ハウスメーカー保証との関係も確認する
現地調査で外壁材を特定し、写真付き報告書をお渡しします 外壁材の種類と劣化状況を写真で記録し、なぜその塗料を選ぶのかを説明したうえでお見積りします。 材料・数量・単価を明記した見積書を作成します 「一式」でごまかさず、何にいくらかかっているかが一目で分かる明細をお出しします。他社の見積書と並べて比較してください。 現地調査は無料。強引な勧誘はしません 「他社の見積りが外壁材に合っているか見てほしい」というご相談だけでも大丈夫です。
使用塗料と詳細スペック
外壁|デコラフレッシュ(透湿性・艶消し) 外壁材 ミサワホーム PALC(パルク) 外壁カラー アンバーブラウン 仕上げ 艶消し 機能 透湿性・膨れ防止・耐候性 期待耐用年数 10年〜14年 下塗り アンダーサーフDS(透湿性) 塗装回数 下塗り+中塗り+上塗り(3回塗り) 洗浄後の乾燥期間 4日間
コーキング 目地 打ち替え(既存撤去+プライマー+SRシールH100充填)
付帯部・軒天 付帯部 上塗り セミフロンマイルドⅡ(KFケミカル・フッ素・ブラック艶あり・2回塗り) 付帯部 下塗り ケレン+プライマー(シャッターBOXは塩ビ鋼板用プライマー) 施工箇所 破風板・シャッターBOX・水切りなど 軒天 ケンエースGⅡ(2回塗り)
防水・雨樋 バルコニー防水 ウレタン防水 DSカラーゼロ(ダイフレックス)2層+トップコート エクセルトップ 既存防水への下塗り 塩ビシート用プライマー 雨樋交換 ジェイスケアPJ70(ブラック)軒樋・縦樋・止め金具
工事概要 所在地 千葉県船橋市高根台 建物 戸建て(ミサワホーム)・35坪・築20年 施工内容 外壁塗装・コーキング工事・付帯部塗装・軒天塗装・バルコニー防水・雨樋交換 工期 約18日 費用総額 168万円(税込・足場込み) 自社保証 5年
※塗料の期待耐用年数・保証期間はメーカー仕様に基づきます
次回メンテナンスの目安
今回の工事で、この家のメンテナンス計画は次のように整理できます。
部位 次回の目安と内容 外壁 塗料の期待耐用年数は10〜14年。チョーキングやコーキングの痩せが出てきたら塗り替え時期の目安。次回も透湿タイプの塗料で コーキング 10年前後で状態を点検。次回の外壁塗装時に打ち替えるのが基本 バルコニー防水 トップコートは5年前後で塗り替えると防水層が長持ちする。防水層そのものは10年前後で点検 雨樋 新品に交換済み。次回の外壁塗装時に塗装で保護 付帯部 外壁と同じタイミングで塗り替え。フッ素塗料のため外壁より長持ちする
このページが参考になる方 👉 ミサワホームの住宅で外壁塗装を検討している 👉 PALC(パルク)またはALC外壁の塗り替えを検討している 👉 外壁材の種類を正しく判断してくれる業者を探している 👉 艶消し仕上げで落ち着いた外観にしたい 👉 雨樋の交換やバルコニー防水も一緒にやりたい 👉 船橋市高根台・周辺エリアで外壁塗装を検討している
よくあるご質問
Q. PALC(パルク)とは何ですか?ALCとは違うのですか? A. PALCはミサワホームの住宅で使われている外壁パネルで、珪石・セメント・生石灰などを原料に、内部に細かな気泡を含ませた軽量気泡コンクリート系の外壁材です。一般的なALCと性質はほぼ同じで、軽くて断熱性・耐火性に優れる一方、素材が水分を吸いやすく、湿気を外に逃がす透湿性を保ったまま塗装する必要があります。
Q. ミサワホームのPALC外壁は普通の塗料で塗れますか? A. 塗れますが、塗料の選び方を間違えると膨れや剥がれの原因になります。PALCは内部の湿気を外に逃がす性質があるため、透湿性のない塗料や艶あり塗料で密封すると湿気の逃げ場がなくなります。下塗りから上塗りまで透湿性のある塗料を選び、艶消しまたは艶を抑えた仕上げにするのが基本です。
Q. なぜPALC外壁には艶消し塗料が向いているのですか? A. 艶あり塗料は塗膜が緻密で密封性が高く、透湿性が低くなる傾向があります。PALCのように内部に湿気を含みやすい外壁では、その湿気が塗膜の裏側にたまり、膨れや剥がれにつながります。艶消し・艶を抑えた透湿タイプの塗料であれば湿気を逃がしながら外壁を保護でき、落ち着いた質感に仕上がるという利点もあります。
Q. 自分の家の外壁がPALCかどうか、どうすれば分かりますか? A. ミサワホームで建てた住宅であれば、建築時の図面や仕様書に外壁材の名称が記載されています。手元に資料がない場合は、外壁の厚みや目地の形状、表面の質感から現地調査で判断できます。今回のお客様も、複数社の中で外壁材をPALCと特定したのは当社だけでした。塗装前に外壁材の名前を確認してくれる業者を選ぶことをおすすめします。
Q. 塗装の前に「4日間乾燥」させたのはなぜですか? A. PALCは内部に水分を吸いやすい外壁材のため、高圧洗浄後に十分乾燥させないと、内部に残った水分が塗装後に湿気となって塗膜を押し上げ、膨れの原因になります。今回は洗浄後に4日間乾燥させてからコーキングと塗装に入りました。工程を急がないことが、PALC塗装では品質に直結します。
Q. 雨樋は塗装ではなく交換したほうがよいのですか? A. 破損や変形がなければ塗装で十分ですが、今回は雨樋が破損しており、雨音や水漏れの原因になっていたため交換しました。足場を組んでいるタイミングで交換すると、単独で工事するより足場代の分だけ費用を抑えられます。完工後、お客様から「雨音もなくなりよかった」とのお声をいただいています。
Q. 35坪のPALC外壁塗装で168万円は妥当ですか? A. 今回は外壁の透湿塗料3回塗り、コーキング打ち替え、付帯部塗装、バルコニーのウレタン防水、雨樋の全交換、足場までを含めた金額です。外壁塗装だけの費用ではなく、防水と雨樋交換が含まれている点を踏まえて比較してください。当社は材料・数量・単価を明記した見積書をお出ししていますので、他社のものと並べてご確認ください。
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