代表林へ直通!

[受付]8:00~20:00 [定休]日曜日 メールは24時間受付中!

blog

遮熱塗装は本当に効果がある?屋根・外壁の 温度・電気代への影響を船橋市の職人が 本音で解説【2026年】

  • お悩み相談(全て)
  • お悩み相談-外壁

🌞 これから夏本番。今が遮熱塗装を考えるベストタイミング

「上の階が暑すぎる」「屋根裏が灼熱」「電気代が高い」→ 遮熱塗装で解決できる可能性があります

この記事を読むとわかること

  • 遮熱塗装とは何か・どういう仕組みで涼しくなるのか
  • 屋根・外壁の表面温度と室温が何度下がるのか(データあり)
  • 電気代への影響(節電効果の具体的な数字)
  • 「効果なし」と言われる本当の理由
  • 遮熱塗装が向いている家・向いていない家
  • 費用相場とおすすめ製品・選び方

「遮熱塗装って本当に涼しくなるの?」「効果ないって聞いたけど…」

「夏の2階・屋根裏が異常に暑い。遮熱塗装で解決できる?」

この記事では、塗装歴19年・一級塗装技能士のすずしょうペイント代表林が、遮熱塗装の効果をデータと現場経験の両方から正直に解説します。「効果あり」だけでなく「向いていない場合」も隠さずお伝えします。

遮熱塗装とは?3行で理解する仕組み

①太陽光に含まれる赤外線(熱の原因)を反射する特殊顔料を配合した塗料
②屋根や外壁が熱を吸収しにくくなる→ 室内への熱の伝わりを減らす
③その結果、室温上昇を抑え・電気代を削減できる可能性がある

夏の炎天下、屋根の表面温度は70〜80℃に達することがあります。この熱が屋根裏を通じて室内に伝わり、特に2階・最上階が「サウナ状態」になるのはこのためです。

遮熱塗料の仕組みはシンプルです。太陽光エネルギーの約42%を占める近赤外線を反射することで、屋根材が熱を吸収するのを防ぎます。

通常の塗料

近赤外線を吸収
→ 屋根が高温になる
→ 熱が室内に伝わる
→ 2階が灼熱地獄

遮熱塗料

近赤外線を反射
→ 屋根の温度上昇を抑制
→ 室内への熱伝達が減る
→ 涼しく過ごしやすい

重要なのは「遮熱」と「断熱」は別物だという点。遮熱は熱を「反射」、断熱は熱を「伝えにくく」します。遮熱塗料は夏の暑さには効果的ですが、冬の保温効果はありません(断熱塗料にはある)。

実際に何度下がるのか?公式データで解説

「本当に涼しくなるの?」という疑問に、データで答えます。

遮熱塗装の温度低下効果(メーカー公式データ・業界標準値)
計測箇所 温度低下の目安
屋根表面温度 最大15〜20℃低下
屋根裏・ロフトの温度 5〜10℃程度低下(体感しやすい)
室内温度(居室) 1〜3℃程度低下(条件による)

📊 エスケー化研(大手塗料メーカー)公式データ

「遮熱塗料を屋根に塗装した場合、最大で約15〜20℃の屋根表面温度を低下させることができます。室内では約1〜3℃程度の低減効果が期待できます」

重要なポイント:「屋根が20℃下がる」と「室温が20℃下がる」は全く別の話です。屋根と居室の間には断熱材・小屋裏空間・天井材があるため、屋根表面の効果がそのまま室温には反映されません。

効果を実感しやすい条件

  • ロフト・屋根裏収納がある家(小屋裏直下)
  • 吹き抜け・勾配天井の家
  • 2階建ての最上階で暑さが特に気になる家
  • 金属屋根(ガルバリウム等)の家 ← 熱伝導率が高く効果が顕著

電気代への影響・節電効果の目安

💡 電気代の計算式

室温が1℃下がると
冷房の電気代が約10%削減できると言われています

出典:一般的な省エネ換算値(業界標準)

遮熱塗装で室温が2〜3℃下がった場合、冷房の電気代が年間で20〜30%削減できる可能性があります。夏の電気代が月に2万円かかっている家庭なら、月4,000〜6,000円の節約になる計算です。

節電効果シミュレーション例(夏3ヶ月・冷房電気代月2万円の場合)
室温低下 節電率 月間節約額 3ヶ月合計
1℃ 約10% 約2,000円 約6,000円
2℃ 約20% 約4,000円 約12,000円
3℃ 約30% 約6,000円 約18,000円

屋根塗装の費用を30〜40万円とすると、毎年夏の節電分と屋根材の保護効果(高温による屋根材の劣化を抑制する効果)を合わせると、投資回収は10〜15年が目安です。

「遮熱塗装は効果なし」と言われる本当の理由

⚠️ 正直に言います:条件次第で「体感しにくい」ケースはある

ネットで「遮熱塗装 効果なし」と検索すると多くの声が出てきます。これには理由があります。遮熱塗装の効果は「屋根表面温度が下がること」であり、居室の体感温度が劇的に下がるわけではないケースが多いからです。

「効果なし」と感じる主な理由は3つです。

理由①:断熱材がしっかりしている家は効果を「感じにくい」

天井の断熱材が厚くしっかりしている家では、遮熱塗装をしなくても屋根の熱が室内に伝わりにくい状態です。逆に言えば断熱材が薄い・古い家のほうが遮熱効果を体感しやすいのです。

理由②:「色」が間違っている

遮熱効果は色が明るいほど高いです。ほとんどの屋根は黒・濃いグレーなど暗い色です。遮熱塗料でも暗い色を選ぶと効果が限定的になります。明るい色ほど太陽光の反射率が高まります。

理由③:窓・壁面からの熱流入が大きい家

室温上昇の原因が屋根だけでなく、窓からの日射や西向きの外壁からの輻射熱が大きい場合、屋根への遮熱塗装だけでは効果を実感しにくいです。複合的な対策が必要なケースです。

💡 職人としての正直な見解:遮熱塗装は「劇的に涼しくなる魔法の塗料」ではありません。ただし屋根の保護・長寿命化という効果は確実にあります。省エネ・節電効果は家の構造・断熱性・使用する塗料の色によって変わります。「絶対に体感できる」とは言えませんが「何もしないよりは確実にいい」のが遮熱塗装です。

遮熱塗装が向いている家・向いていない家

✅ 遮熱塗装が向いている家

  • 2階・最上階が特に暑い
  • ロフト・屋根裏収納がある
  • 勾配天井・吹き抜けがある
  • 金属屋根(ガルバリウム・トタン)
  • 断熱材が薄い・古い家
  • 夏の電気代が高い
  • 船橋市など東京湾沿岸のヒートアイランドエリア

⚠️ 効果を体感しにくい家

  • 天井断熱材が十分ある新しい家
  • 瓦屋根(熱容量が大きい)
  • 1階のみ・平屋で暑さを感じない
  • 暑さの原因が窓・西面外壁メイン
  • 暗い色の遮熱塗料を選ぶ予定

🏙️ 船橋市の特殊事情

船橋市は東京湾に近く、夏は湿度が高く・ヒートアイランド現象の影響も受けやすいエリアです。内陸部より体感温度が高くなる傾向があり、屋根への遮熱対策の効果を感じやすい地域です。特に金属屋根(ガルバリウム鋼板・スレートへの遮熱仕様)では効果が顕著に出るケースが多いです。

遮熱塗料 vs 断熱塗料:どちらを選ぶか

遮熱塗料と断熱塗料の比較
項目 遮熱塗料 断熱塗料(ガイナ等)
仕組み 赤外線を反射 熱を伝えにくくする
夏の効果 ◎ 高い ◎ 高い
冬の効果(保温) △ なし(むしろ冷える) ◎ あり
費用(屋根30坪) 30〜45万円 40〜60万円
向いている地域 夏が暑い地域 夏暑く冬寒い地域

船橋市・千葉県の場合:冬も比較的温暖なため、夏の暑さ対策に特化した遮熱塗料で十分なケースが多いです。断熱塗料はコストが高い分、冬の保温効果も求める場合に選ぶ選択肢です。

費用相場・おすすめ製品・色の選び方

費用相場(船橋市・30坪の場合)

遮熱塗装の費用目安(船橋市・30坪)
施工箇所 費用目安
屋根遮熱塗装のみ 30〜45万円
外壁遮熱塗装のみ 60〜90万円
屋根+外壁 同時施工(推奨) 80〜130万円
(足場代が1回で済むためお得)

💡 屋根と外壁は同時施工が断然お得

足場代(15〜20万円)が1回で済むため、別々に施工するより合計で15〜20万円程度お得になります。外壁塗装の時期を迎えている場合は遮熱仕様での同時施工がベストです。

色の選び方:明るいほど効果大

日射反射率と色の関係


反射率最高
薄グレー
反射率高
グレー
反射率中
濃グレー
反射率低

反射率最低

遮熱効果を最大化したいなら明るい色を選ぶのが理想ですが、景観上の理由で暗い色を選ぶ方も多いです。暗い色でも通常塗料より遮熱効果はあります。色選びは遮熱効果と美観のバランスで決めましょう。

よくある質問5選

Q. 遮熱塗装は冬も効果がありますか?

A. 冬の保温効果はありません。遮熱塗料は太陽光の熱を反射するため、冬場は貴重な太陽熱も反射してしまい、むしろ室温が下がる可能性があります。夏と冬の両方に対応したいなら、遮熱と断熱を兼ね備えたガイナ等の断熱塗料が選択肢になります。

Q. 外壁と屋根、どちらに遮熱塗装が効果的ですか?

A. 暑さ対策としては屋根のほうが効果を実感しやすいです。屋根は外壁の約2.5倍の紫外線を受け、夏の表面温度は70〜80℃に達するため、遮熱効果の差が大きく出ます。ただし、外壁(特に西面・南面)への遮熱塗装も輻射熱を減らす効果があります。

Q. 遮熱塗装と通常塗装の費用差はどのくらいですか?

A. 遮熱機能のある塗料は通常塗料より材料費が若干高めです。30坪の屋根で比較すると、通常シリコン塗装と遮熱シリコン塗装の差は2〜5万円程度が目安です。屋根はどうせ塗装するなら遮熱仕様にしても費用差が小さく、費用対効果は高いと言えます。

Q. 遮熱塗装の耐用年数はどのくらいですか?

A. 使用する塗料の樹脂種別によって異なります。シリコン系で10〜15年、フッ素系で15〜20年、無機系で20〜25年が目安です。遮熱機能自体の耐久性も同程度です。ただし汚れが付着すると遮熱効果が低下するため、汚れにくい塗料を選ぶことも重要です。

Q. 「遮熱塗装をしたのに全然涼しくならない」という場合はどうすればいいですか?

A. まず暑さの原因がどこにあるかを確認することが重要です。屋根ではなく窓・西面外壁・床下からの熱が主因の場合、屋根への遮熱塗装だけでは改善しません。また天井の断熱材が十分あれば、遮熱塗装の効果は屋根表面には出ても室温には出にくいケースもあります。現地調査で原因を特定することをおすすめします。

まとめ:遮熱塗装、あなたの家に向いているか?

この記事のポイントをまとめると

  • 遮熱塗装で屋根表面温度は最大15〜20℃低下する(メーカー公式データ)
  • 室温は1〜3℃程度の低減効果が目安
  • 室温1℃低下で電気代約10%削減の可能性
  • 「効果なし」の声があるのは断熱材が充実した家や暗い色選びが原因
  • 効果を実感しやすいのは金属屋根・ロフト・勾配天井がある家
  • 屋根と外壁の同時施工で足場代が1回分お得
  • 明るい色ほど反射率が高く遮熱効果が大きい

「うちに遮熱塗装は向いてる?」まず確認しましょう

現地調査で暑さの原因と遮熱効果の見込みを無料で診断します。
しつこい営業は一切ありません。

📋 無料現地調査・見積もりを依頼する

現地調査・遮熱効果の見込み診断・見積もりすべて無料

この記事の監修者

林 涼太(はやし りょうた)

株式会社涼匠ペイント 代表取締役 / 塗装歴19年

船橋市を拠点に、外壁塗装・屋根塗装・屋根工事を「トコトンていねい」に行う職人直営の塗装専門店を運営。現地調査からご提案・施工・アフターフォローまで代表自ら一貫対応。施工実績1,000棟以上、関西ペイント リフォームサミット認定店。夏の暑さ対策として遮熱塗装を多数施工しており、屋根材の種類・家の構造・色選びに応じた最適な遮熱プランをご提案しています。